砂肌、粒肌(みかん肌)や金属バリなどあるものへの再塗装やメッキ加工について
(有)オートサービス西
古い鋳造ホイールや鋳物製のパーツ、特に二輪スクーターの純正ホイールは廉価品のため表面仕上げが荒く、金属バリ、砂肌、粒肌(みかん肌)のまま塗装
してあります。そのままメッキ処理すると、砂肌、粒肌(みかん肌)を反映しやや光沢が落ち、艶消しの様なメッキ仕上がりとなります。
蒸着メッキ・スパッタリングメッキの場合、研磨、アルミパテ埋め、厚手サフなど、ツル肌状にするための下地加工代が別途かかります。
金属クロームメッキの場合、素材そのものをツル状態まで研磨バフガケしますので腐食の激しいもは、不可となる場合があります。

※四輪ホイールの一部の商品以外は、表面(リム・ディスクデザイン面)は研磨処理されていますが、ディスクのスポークサイド面は
粒目が多少見受けられますが、サイド面はほとんど目立つ箇所ではありませんので、要望が無い限り下地加工はいたしません。
二輪ビックスクーターホイール・蒸着&スパッタメッキ加工例●
1・写真ではわかりにくいですが
リム、ディスク、ブツブツ状態です。
2・荒めのペーパーで、研磨サイディング
アルミパテ、厚手サフで補修、塗装します
3・一回では綺麗に取れません
ので数回繰り返し作業します。
4・アルミへのメッキ密着を良くする
ために専用の密着剤を塗装します。
5・鏡面を出すために
プライマー塗装します。
6・トップコートを塗装して完成!
ツル肌のメッキになりました。
四輪マグネシュームホイール蒸着&スパッタメッキ加工例
1・新品ですが、ワタナベ独特の砂肌
仕上げ、表面の粒々がかなり荒いです。
2・構造上研磨機は使えません
ので手作業にて粗研磨
3・パテや厚手サフで凸凹を埋めます。
4・砂肌を消し二液下地サフ塗装
5・ツル肌にするためにメッキ
下地用プライマー塗装
6・ツルぴかメッキホイールになりました